帯広駅から車で約50分の上士幌町にある整骨院です。スポーツ医学と整体の融合で、
急なケガやどこに行っても良くならなかった長年の不調改善のサポートをします。
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  1. 脳震盪とは

脳震盪とは

スポーツを「続けていく」ことを考えたサポートがモットーです

脳震盪とは
脳震盪とは
外力によって脳が急激に加速度・減速度を受けることで一時的に機能的障害を生じる外傷性脳損傷です
1.構造的損傷は原則見られず、画像では異常がないことが多い
2.神経学的、認知機能、感情、平衡機能などの一時的な障害を伴うことが特徴的です

発生メカニズム
・脳は頭蓋骨内で浮かんだ状態で存在
・外傷により、回転性加速度や直線加速度を受けることで、脳が頭蓋骨内で揺さぶられ、神経細胞の軸索が一時的に機能障害を起こす。
▶神経学的変化
・軸索のイオンチャンネル異常
・グルタミン酸放出による過興奮
・エネルギー代謝異常
・脳灌流量の一時的低下
これらが複合的に作用して、意識混濁、記憶障害、平衡障害などの症状を呈します。

症状
▶初期症状
・意識消失
・一過性記憶障害
・頭痛、めまい、吐き気
・視覚異常(ぼやける、物が二重に見える)
・方向感覚の喪失、バランス障害
▶遅発性症状
・倦怠感、集中困難、感情不安定、過眠または不眠
・光過敏、音過敏
・頭痛圧迫感、軽度の意識混濁

スポーツでの怪我や障害の治療の流れ

1.問診・触診

問診・触診怪我や障害になったと思われる原因や状況から、患者様の練習の状況や普段の生活などの環境までのじっくりお聞きし、お身体の状態を見せていただき、怪我や障害の本当の原因を探ります。

その上で、今後の治療方針を患者様にご提案いたします。

この時に自由診療になると判断した場合には、患者様にその旨をお伝えし、治療を続行するかどうかのご判断をいただきます。


2.手技による処置

手技による処置人の手でしか治療できない部位や治療方法については、手技により治療します。


3.機器による処置

機器による処置痛みの原因の解消に最適な治療が機器で可能であると判断した場合、もしくは機器でしかできない治療が必要な場合は機器を治療に活用します。


4.治療後のアドバイス

治療後のアドバイス今後の練習方法や、復帰時期、再発防止のためにできることなどをアドバイスいたします









評価方法
1.SCAT6
評価方法:
・意識レベル
・症状チェック
・認知機能評価
・神経学的評価
・バランス検査
2.その他
・Maddocks Question(時間・場所の即時記憶確認)
・King-Devick Test(視覚・眼球運動テスト)

画像検査の必要性
・意識消失が1分以上
・頭蓋骨骨折の疑い
・神経学的徴候
・進行性の嘔吐・頭痛

治療
1.脳震盪に特効薬はなく、安静と段階的復帰が基本
▶急性期
・身体的、認知的安静
→スマホ・テレビ・ゲーム・勉強を含む知的活動を制限

▶回復期
・症状が改善し次第、段階的復帰平行

段階的復帰プロトコル
・ステップ1:完全安静し症状完全消失が必要
・ステップ2:軽い有酸素運動を症状が消失しだい実施可能
・ステップ3:スポーツと特異的運動を行うが、頭部が接触しないようにする
・ステップ4:非接触トレーニングを行い認知+身体能力評価
・ステップ5:接触ありトレーニングを行うが医師の許可が必須
・ステップ6:競技復帰可能だが全ステップ無症状で完了後
各段階は24時間以上開けて進行し、症状再出現時は前段階へ戻る

再発のリスクと管理
・再脳震盪症候群:完全回復前に再受傷により脳浮腫→死亡例あり
・繰り返しの脳震盪は慢性が外傷性脳症のリスクを増大させる

慢性期合併症
・頭痛、倦怠感、集中力低下、不安、うつ症状が1か月以上継続する状態
・認知行動療法、作業療法、バイオフィードバッグなどが有効

スポーツ別リスクと対策
・アメリカンフットボール:接触とタックルがリスクとなりヘルメット着用とタックル規制で対策
・ラグビー:スクラムとコンタクトがリスクとなり正しい倒れ方の教育が必要
・サッカー:ヘディングがリスクとなり年少者のヘディング制限
・ボクシング:直接頭部打撃がリスクとなりKO後の復帰制限
・野球:ボール直撃がリスクとな、ヘッドギア、打者ヘルメット義務化

学校・チームでの対応
・スポーツ脳震盪マネジメントポリシーの導入
・全選手にSCAT評価のベースライン実施
・保護者、指導者、選手への啓発と教育
・脳震盪専門医との連携体制

治療費について


急性の外傷性の打撲・捻挫・および挫傷(肉離れなど)・骨折・脱臼 以外の場合は保険の取り扱いができませんので、自由診療扱いとなります。

保険の取り扱い対象となるかどうかは、じっくりお話をおうかがいし、触診を行った上でお伝えいたします。

自由診療の場合の費用

初診 ○○○円
二回目以降 ○○○円